「女子アナとプロレス」アレルギーを吹っ飛ばした奇跡。 #新日ちゃんぴおん @shinnichichan5
 #njpw #njpwworld #闘票導夢

女子アナ、という言葉自体、令和の今となってはナンセンスな言葉かもしれないけれど。


「プロレスと女子アナ」というとプロレスファンにとって、フジテレビとWWEの悪夢を思い出す人もいらっしゃると思う。

アメリカプロレス団体WWE(当時WWF)が、日本で知名度を上げつつあった2000年前後。2002年3月には「SMACKDOWN TOUR LIVE IN JAPAN」が横浜アリーナで開催され超満員札止めの1万6000人。メインが今やハリウッドスターのドウェイン・ジョンソンことザ・ロック vs クリス・ジェリコだったから、WWE側の気合のほどが知れようもの。

そして、この日本での興行を後押ししていたであろうコンテンツが、当時

テレビ東京で放送されていた「Livewir」。ダイジェスト版なので試合もハイライトをスイッチングするコンパクトな番組だったけれど、斎藤文彦さん、土居壮さんの現地実況を思わせる軽妙な語り口で、日本でのライトなファンを獲得していた。

それが2003年からフジテレビでの放送になりまして。



番組の構成がテレ東時代と大幅に変わり「シンプルな塩焼きが一番美味しい料理を何故刻んで変なソースをかけるんじゃい」的な、まあある意味フジテレビらしいなあという仕上がりだった上に、どうも「馬鹿にしてますよねプロレスってこの程度の扱いでいいって思ってますよね」というのが見え隠れしてて。どうみてもスタッフ出演者含めた勉強不足がそこここに目立つ番組でもあった。いや「初心者が勉強して成長する」というコンテンツの作り方もあったとは思うのだけど、なんだったんでしょねあの番組は。

なので、一旦日本でのアメプロ人気は失速する。今のように団体仕切りの配信ビジネスがきっちりしてたらまた違ったんだろうけども。

そしてそんな中、ファンから「プロレス馬鹿にするんじゃねえ」的な集中砲火を浴びたのがフジテレビの女子アナ千野志麻。

ガレッジセールのおふたりよりも当たりが激しかったのは「男の世界に女が勉強もしないで入ってくんなよな」て空気も加わっていたように見えた。そんな空気の中、2003年の横浜大会で彼女をリングにあげたフジテレビもどうかと思いますが。

彼女の与えられた役割が「男の世界に何もわからず入ったヲンナノ子」だったのかご本人のキャラクターだったのかは今となってはわからないけれど、だからまあ何が言いたいっていうと、どうしても「プロレスと女子アナ」という組み合わせにアレルギーがあったのよってことで。



ジェンダーレスが叫ばれる令和の今「女ってやつは勉強しないからな!」てなナンセンスな意見は少数派だとは思っていたのだけど、ごくごく数日前、2022年末の「くりぃむナントカ」ですら解答できなかった二人の女性に対して「だから女は勉強しないよな」ていう意見がSNS散見されていたのにはわたくし驚いちゃって!ヤダ、戦前の殿方?と思ったわよ。

あの件に関しては、有田勝俣あたりに「ロスインゴの正式名称は?」「ロスインゴベルナブレスデハポーン」てなご新規ファンなら誰もが答えられる質問を振っておいて、20代の女性ふたりに昭和の質問を振るのは酷だろうよと思ったけどね。

テレビ朝日ってここのとこプロレス番組が秀逸だっただけに、くりぃむナンタラに関してはちと残念だった。



それはさておき話戻して、新日ちゃんぴおん。



上記の理由で、何度も繰り返すけれど、「プロレスと女子アナ」という組み合わせにアレルギーがあるのはたぶんわたくしだけではない。

そして


従来の「男の世界に女が入ってくんなよな!」てな時代錯誤な意見だけでなく、女性ファンマシマシの最近のプロレス業界、「わたしの推しに近づくなんて!」てな女性ファンの嫉妬、というのも当然勘案せにゃならんので、そういう意味で「新日ちゃんぴおん」はよく作ったな!と当初は驚いた。

なにせ野球やサッカーをみても女子アナとスポーツ選手、接点が多いだけに成婚率もお高い。「女性のヒエラルキートップ」とも言われる女子アナが、「推しとあれやらこれやら仲良くしちゃうなんて!」っつー番組、やばいでしょう?滑ったりしたら目もあてられんぞ、とすら思ってたんですが。



そんな心配をヒラリと鮮やかに乗り越えたのがテレビ朝日アナウンサー三谷紬をMCとする「新日ちゃん」そして「新日ちゃんぴおん」。



ミーハーさとマニアックの匙加減が絶妙で。プロレスが世の中に周知されたとはいえ、やっぱりマイナーっちゃマイナーなジャンル。そしてマイナーなジャンルのファンは自分の愛するものを馬鹿にするコンテンツや発言に敏感なのだけど、まずスタッフさんにガチファンがたくさんいらっしゃるだろうな、と思わせる企画力、そして番組構成であっという間に気難しいプヲタを魅了した。

しかもMCを務める三谷アナのキャラクターがもう素晴らしすぎて!
ファン歴数年ながらもレスラーやファンに対して失礼にならず、そしてレスラーに対して「そこ突っ込んで欲しかったんですよ!」てな的確な言葉を発する頭の回転の速さ。青年誌のグラビアを飾るほどのルックスを持ちながら、変顔もモノマネもヨゴレ平気でやってのける度胸の良さと愛らしさ。



よくこの方をアサインしたな!と番組スタッフの慧眼にも恐れ入る。今や



「プ女子会」であるあべみほ、ピーター、元井美貴といった新日本プロレス界で活躍する女性たちと繰り広げる、時にマニアック、時にミーハーなコンテンツは、プロレス界に欠かせない、と思うので、是非に続いて欲しいと思う次第なんであります。
というわけで、先だっての大田区総合イッテンゴでの一枚。なんか年末年始両方ともリングポスト前だったのはなんの呪いなのかなとちと恨言を言ってみたくなりましたがまあそんな時もあるわいな。
「女子アナとプロレス」アレルギーを吹っ飛ばした奇跡。  #新日ちゃんぴおん  @shinnichichan5
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とうわけでご興味お持ちの方、こちらで1月9日まで無料でご覧いただけますなり。

その他のさいとう常備ボディ、レンズの作例はこんな感じで。

Commented by yaguchitenga at 2023-01-09 11:18
元井美紀は的確な解説をしてますね
安心して見ていられます
全日本プロレスの末期女子アナが実況していて
何か眠たくなりましたね。30分短縮もあるでしょうけどね
やはりプロレスのアナウンサーは男性じゃないとダメです
数々の名言を生んだ古館伊知郎さんが新日に復帰してくれたら嬉しいです。WWEはマイクパフォーマンスばかりでつまらないし特に外国人を独占してるのが嫌いです.真輔選手が新日に戻るのを期待、あの、くねくねを見たいです。オーナーが交代しても体質は変わらないのかな。また新日の外人に触手を伸ばしているとの噂、独占しないんだったら構わないですが、これから伸びそうな、トンガ兄弟は止めて欲しいです
Commented by ori_tarte at 2023-01-09 14:54
> yaguchitengaさん
ヒクレオかジェイどちらかがWWEならばジェイのほうがダメージ少ないかしらと思ってますが、WWE側のメリットとして伸びしろと契約金額的にはヒクレオかなあと思ってます。新日本でまだ色がついてないから。またかよWWEはよーとは思いますけど。

いまのところ実況解説は、村田さん、ミラノさん、元井さん、が一番安心して見ていられます。村田さん引っ張りだこすぎて心配ですし後進があまり育ってない印象です。テレビ朝日はもうちょい頑張ってほしいのですけど。古館さんは緩急が絶妙ですよね。お声に深みがあって静かなドラマを作ることができる方だと思います。個人的には団体違いで無理かもしれませんが若林健治さんが新日本の実況をなさるならどんなかなあと拝見してみたい。

by ori_tarte | 2023-01-05 18:30 | 動体、プロレス、飛行機 | Comments(2)

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