Sony α7RIII実写シリーズ、単焦点 vs FE 24-105mm F4 G OSS(SEL24105G)のテーブルフォト比較作例。
α7RIIIときたらモアレとピクセルシフトでしょーが!と挑んでみたんですが、モアレったよい感じの作例ができんくて、頓挫。しばし待たれい。
飽きたらごめんですが。
とはいえ、無事発売日あたりに届いた、ガチ犬撮影なさる生徒さまから「6500よりAFいいカモ?」とのお声がございましたので、モノはよろしいですわよ。
というわけで、本日も実験君。
性格的にキチント揃えるという感覚がないくせに、こういうなんつーか『』比較が妙に好きというワタクシなので。子供時代の愛読書『暮らしの手帖』の「すてきなあなたに」ですから(笑)
まあ、そんないい加減な正確なので、設定なり角度なり被写界深度はあんましきっちり揃えておりませぬ。あとちょいと室内自然光で曇りと晴れが交互にくるという空模様所以か、微妙に色温度にズレが…!まあボケっぷりと描写だけご覧いただければ。
しかしこのレンズ、料理撮影をストレスなくイケるレンズなんじゃなかろかと思うわけですよ。なんつーか動かなくて済むし<…。F4て女子受け悪そうですが、いやフルサイズで料理で1.4とか1.8って相当ヤバいから!
焦点距離的にはお散歩に持ち歩きたいとこですが、重さはともかく大きくて。なんかいままでは「さっと出してさっと撮る50mm愛好家」だったのが「大砲出しましたー」的な雰囲気になってしまって。ちょっとしたレフ機並の威圧感があるので、近場の持ち歩きはのらんかったでした。むしろ旅でしょうか。特に「路上でレンズ交換したくねーっ」てな海外。機内持ち込みにGMさん持ち込むよか優しそうですし。
それはさておき、
わたしは料理だと90マクロ、体力が許せばGMとかBatisが好きなんですが、FE 24-105mm F4 G OSS(SEL24105G)の場合、重量とか寄れるっぷりとか、取り回しに関してはピカイチ過ぎて。なんなのあの2470GMの重さはっ!と思う次第。
肝心の描写はこんな感じ。なんかボケが「ホントにズームですか?」って思うほど、よいよいのこのレンズ。
Sony FE 24-105mm F4 G OSS(SEL24105G)
F7、84mm、1/5、ISO500
お次はツァイスのBatis。収差の押さえっぷりとコテコテ描写と諧調表現がハンパないのでこれまた捨て難くてねー。
ZEISS Batis 1.8/85
F10、1/1、ISO800
色のりはともかく色温度がこれだけ青い…のはなんか陽当たりがめまぐるしく変わってもうてるせいだと思うのですが、コテコテ。
意外と健闘したのが、やはりここぞ!の55mm。なんでしょね空気感と滑らかさがフツーっぽくてちょっとフツーじゃない、絶妙バランス。軽さもナイス。
Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA(SEL55F18Z)
F5.6、1/4、ISO800
2017年夏の旅をこれ一本勝負で乗り切ったLoxia50
ZEISS Loxia 2/50
F5.6、1/1、ISO800
Loxiaはボケもかわいいけどキリキリ絞ると美しいと思うの…ちっと暗くて絞り倒せませんでしたがやはり絞ってまう…
ZEISS Loxia 2/50
F9、1/1、ISO800
しかし。
昔はソニーったらレンズがナイナイと喚いておったのに、こうレンズが出揃うと「どれを使えばいいんじゃーい!」と迷うのも事実で。
いままでは「ん、55mmしかないし!」とか済んだのが「プラナーとマクロ90とどっちが!いやいっそGMでいっとく?」みたいな事が起きちゃうわけで。中西先生みたくGMで揃えるっつーテもなくはないけど、重いのとかデカいのとか耐えられないっ!のでどう考えても持ち歩きはしないぞたぶん。
となるとホントに55mmは素晴らしいなあと思うわけで。2470GMと70200GMを2本とかもう絶対肩腰アカンけど、Batisの18mmと55mmと24105だったらイケるような気がするのよ。場所によっては好みでLoxia突っ込むけども!
そういやマップカメラとフォトヨドバシでレビューでてらしたけど、ヨドさんのチャリの引きの絵は24mmかな?すっごく素敵で、24mmだと突発的なああいう絵もイケるのよね〜と妄想してもうたですわ。
というわけで、バッグにはいれないけどリュックにはいれるレンズかもね、な24105であった。
実験君続きますか果たして。
今週は来年の仕事の準備とか打ち合わせでほぼコモリさんなんです。ホントはα7RIIIが到着したらその足で羽田か品川行ってひとり台湾かひとり京都かなーとチケット取りかけたんですが、取らなくて幸い。