季節モノですので。
昨今バレンタインシーズンまで、イルミってる街も多いですが、やはりハイライトはクリスマス。イルミネーションレッスン、今年は土日に1コマ開催予定です。
それはさておき、拙宅のレッスン、基礎講座、恋フォト終了者さんたちの一年目はだいたい丸ボケ玉ボケを撮ることが後半のゴールだったりするので、もうレッスン直後は浮かれてインスタもFaceBookも玉ボケの嵐。
その後、構図、光、色彩学などに進みつつ屋外レッスンにご一緒したりして、レンズ沼に陥ると「このレンズの玉ボケ美しい!」とか「ほにゃららレンズの玉ボケは汚い」とか言いはじめるのだのだ。オールドにハマるのもこの頃やもしれん。
ので、いわゆる玉ねぎボケ(onion-shaped bokeh)って奴にようよう気づくのもこの頃で。
しかし、お教えしている立ち位置でありながら、わたくし過去、作例として玉葱ボケ年輪ボケのある写真を無頓着にお出ししてボツ食らった事がありましてん。
しかも
「玉葱ボケってどーしてできるんですか?」
と聞いちゃうあたりがアカデミックな教育もスタジオ修行も経験していない野育ちたる所以。
人間、恥をかいて成長するんじゃい。
しかしこんなんワタクシでも広告や雑誌で大活躍のフォトグラファーに「カメラの事、詳しいよねえ…」と言われる事が、たまーにありましてん。知らなくても撮ることができる、うむ。というか、知識よりも表現力を要求されるフォトグラファーやカメラマン、知識の幅を要求されるライターやエディター、てな違いなのやもしれませぬが。
や、ホントにねえ…すみませんわたしでお正月早々のソニー福岡天神トークショー。ハリセン持ってツッコミに、来てね。
それはさておき、sony Planar T* FE 50mm F1.4 ZA(SEL50F14Z)の玉ボケ。55mmと比べるとお高いだけある。非球面レンズ2枚突っ込みつつもこの仕上がりデスよ!GMさんほどボケと収差を徹底してるわけではないけどそれでもキレイ〜。
F2、ISO500、1/120
グラスの磨き跡のがキズとして目立つっつー…写真としては色々いじりたいとこですが、撮って出し優先でモノクロ変換だけして残しました。
あ、モノクロ化した理由は高島屋の看板が赤くてうるさかったから…というのは色彩学的なお話。
さて丸ボケといえば注目すべきは絞り羽根ですが、にゃんとsony Planar T* FE 50mm F1.4 ZA(SEL50F14Z)の絞り羽根は11枚。対して、わたくしがバッグに常備する愛するSonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Zは9枚なので、そりゃSEL50F14Zのが丸いべさ、の道理である。
レンズ枚数も、55mmが5群7枚なのに対して9群12枚と5枚ぶんのレンズが突っ込まれておるわけで、その重さ500g。小麦粉半袋ってとこですが、油断ならない重さなんすよこれが。
【Eマウント50mm、絞り羽根とレンズ構成比較】
・sony Planar T* FE 50mm F1.4 ZA(SEL50F14Z)
絞り羽根11枚、レンズ構成9群12枚 実勢15万円
・sony Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA (SEL55F18Z)
絞り羽根9枚、レンズ構成5群7枚 実勢8万円
・sony FE 50mm F1.8 (SEL50F18F)
絞り羽根7枚、レンズ構成5群6枚 実勢3万円
・sony FE 50mm F2.8 Macro (SEL50M28)
絞り羽根7枚、レンズ構成7群8枚 実勢5万円
・カールツァイス(Carl Zeiss) Loxia 2/50
絞り羽根10枚、レンズ構成4群6枚 実9万円
うーむ、こう並べると50mmコレクターを極めたいようなキリがないような。あとイッテンヨンに向けて70200のGM欲しいなーとか言うておると、サンタさんは来るのでしょうかこないのでしょうか。
サンタといえば、恒例の西洋館クリスマスフォト実習、12月21日も追加されましたのでお知らせをば。トワイライト流し撮り含めると12月の屋外実習は6日開催ですが、寒空の屋外ですので服装は十分にお気をつけて。
スケジュールとお申し込みページは右メニューからご覧くだされといいつつ、レッスンの時に「いくよー」ぐらいで大丈夫な我が家である。