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上野のパンダ誕生、和歌山アドベンチャーワールドのパンダ…もいいけどしろくまも見てねゴーゴ返してね

てか、面倒見てくださいよ、アドベンチャーワールドさん。と思うくどくど第二弾。

さて2017年、上野のパンダ出産で東天紅、精養軒てな関連株がちょい上昇、でもってカーサブルータスなどなど各種雑誌で動物園、ネイチャーフォトブーム到来かっつー気配。

それはめでたい、と思う。流行でもなんでもいいから目を向けるためにもどんどんいったれ稼いだれ、と思う。

と思う反面、ウリはパンダだけじゃないんだよーと叫びたくて。

そういや

「上野ってそんなにパンダ珍しいの?」というご意見をtwitterで拝見して。

確かにアドベンチャーワールドって21世紀入ってからもホイホイ産まれてる。わたしも2015年に天王寺動物園のモモ撮りに行ったついでに双子撮ったし。しろくまに比べて、ずっと惰眠をむさぼるパンダだったので退屈して、結局パンダの目が醒めるまでイルカを撮っていたという。

それはさておき。

アドベンチャーワールドがしろくまファンからみて「ちょっとひどくなくて?」と思わせることのひとつが、「パンダでやってることを、なんでしろくまでやらないの?」に尽きると思う。

歴代のパンダには命名式だ!と言って命名しているのに、しろくまには「オスのしろくま」で済ませるとか。環境は設備投資の問題だから個人の裁量でできないのかもしれないですが、それでも天王寺時代の氷柱イベントとか、驚くほどないですよね。

かわいい小熊のうちはリードつけて見せ物にするけど、かわいい盛りが過ぎたら放置で。それは正直パンダにもいえるんですがパンダの方はね大人の事情でお金がまだ稼げるのか、ハコもパネルも綺麗なんだけど。

だけど。

動物が大きくなろうが年を取ろうが、その時々の魅力を発信しながら、動物の細かい健康状況に留意するのは、最低限の動物園としての義務であり、それが「収益に直結する営業活動」であると思う。

小熊がヨチヨチ歩いているかわいさを見せて閲覧会とポストカードで稼いでほい終わりでなく、彼らが大きくなって更に命をつないでゆく事を「楽しく見せること」も動物園の義務だ。

檻にいれて餌をやるだけなら、プロでなくてもいいしなんだったら機械でもいいのよ。自動運転が視野に入るようなこの御時世。

でも。

天王寺動物園で高齢出産、過去3回の育児放棄と懸念されたバフィンが無事ゴーゴとの交尾を成功させ、そしてもう三年近く娘のモモを丁寧に育てていっている、という事だけでも凄い感動ネタなのに。

そりゃね、私だってきっかけは円山動物園の小熊ポロマル(たって当時1歳越えてたけど)で台風の中三日通うというアホなことしてて。天王寺だって通ったきっかけはモモが小熊でひょこひょこかわいーだったけれど。

でも、その小熊は母親にとって「かわいがるだけでなく生き残るための教育対象」であって、バフィンさんが水に入るのを嫌がるモモをおもちゃで誘って誘導する、というのを直接見た時は衝撃的で。ホントにおもちゃで「ホーラ水の中楽しいわよー」と誘うんですよ。あれみたら感動するから!

その後も海外動画などでしろくまの母親が子供を育て上げる「教育」をいくつも拝見しててしろくまって思ってた以上に頭が良いことに吃驚しましてん。

とまれ。

動物が子育てをする、という感動的な日々の出来事。

遡るならばゴーゴというオスのシロクマが年上のメスであるバフィンさんをどう口説き落としラブラブ状態にこぎ着けるか、といった恋愛ドラマにも似たハラドキ。

それをコンテンツとして見せる、というのを天王寺動物園はきちんとやってきたのに。

アドベンチャーワールドは何もできていないよね、と言い切ってしまおう。

何度も言うけどパンダの命名式は毎回大々的にやるのに、である。

わたしは「差別するな」的な「全てのものは平等でしかるべき」という意見は本来好きではないけど。
だけどアドベンチャーワールドの場合、明らかに「集客できる動物」と「集客できない動物」の差が激しい。

いやしろくまだってどんな動物だって、集客できるんですけど。旭山を見ろコラ。

しかも命を預かる動物園が「集客できませーんだから最低限の面倒しかみませーんイベントもしませーん」というのはそもそもどうなのかと怒りすら感じるわけで。

民間企業だから、たかだか数名の客に言われる筋合いはありませーんという社内のご意見もございましょうが、そのわりには営業活動お粗末だなと思う。

「できる営業はゴミでも売る」という言い方があるけれど。
「営業努力を怠って、置いておいても稼ぐことができる資産=パンダとイルカだけで集客している」のがアドベンチャーワールドではなかろうか。

正直、パンダイベントも、徹底した集客コンテンツとして成立してるかっつーと、甘いもん。スタッフがパンダの帽子被ってるとか、パンダ型のランチ作ろうとか、パンダのおもちゃをたくさん販売してるとか、そういうお金の掛け方してるので、あーお金はあるのねーと思うけど、お寒い。

天王寺なんざ、みんなお揃いのカーキの作業着だぞ。しかも物販ないし。でも一生懸命ポリタンクやおもちゃに餌を仕込んだり、熱ければ氷柱イベントしたり、しろくまが飽きないように丁寧に接してらっしゃる。

思い込みかもしれないけど端からみててもしろくまが「あ、ごはんくれる人だ」て明らかに視認してるもん。担当者さんが別の動物に移動したら「フー」って目を三角にして嫉妬してるんじゃないかというほどに。それぐらい感情あるんだからしろくまって。

「アドベンだって担当さんや現場では頑張ってるのかもしれませんよ」

という優しい言葉もtwitterで聞くけど。

「努力が評価されるのは義務教育まで」

ですから。頑張ってたってしろくまが死んじゃったらお話にならないっつーの。ミライちゃんつーキナ臭い前科があるし。

「集客」でも「種つけ」でも「育児」でも「環境エンリッチメント」でもなんでもいいけど、しろくまに関しては何にも出せてないですよね。結果が出せなければ、とっとと天王寺まで返して欲しい…とわたくしは思うわけです。

ちなみにゴーゴ帰還についてはスポンサーの蓬莱さんでなく、天王寺動物園さんが権利を持っているとのことで、天王寺動物園さん、ゴーゴが心や体が病んでしまわないうちに、頼みますよ。

というわけで2015年当時の豪快なラウヒンちゃん。どうもこのへんのデータをHDDからキレイさっぱり削除してて。FaceBookに都度アップしてたのをレスキューしたのでちと粗いですごめん。

なんかね、いまから思うとアドベンて、大人になったらいずれの動物にも餌やりっぱ感が…そういうもんなん?動物園運営て。
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天王寺から移送直後のゴーゴ。もうこの暗さにわたくしテンション下がったけど、ゴーゴはもっと下がったんじゃなかろうかと。狭いし陽当たり悪いし風通し悪いし。前日に天王寺動物園の(ボロいとはいえ)広々とした開放的なしろくま舎を見たので、こんな狭い暗がりで大丈夫?と心配してたんですが、「しろくま」という表示で。「ゴーゴ」ではないのが残念だ…とスポンサーである蓬莱さんもおっしゃっていたとツイッターを通じて知りました次第。
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早くゴーゴが天王寺に戻ることができますように。というか全面的にアドベンチャーワールドのしろくまエリアが改善されますように。頼む高い入場料なんですし!

■今日の機材

えー本文でも書いてたようにFaceBookからの流用なのでめっちゃお粗末な画質になってますごめん。

とはいえ、描写は圧倒的にFE 70-200mm F2.8 GM OSS(SEL70200GM)なんですが、1.5キロを持って6時間立ちっぱなしはねえ…。55mmと2本持ちなので、どうしたものかと。


by ori_tarte | 2017-08-20 07:00 | 動物写真 | Comments(0)

自由が丘女子フォトレッスンサロン『ラ・フォト』主宰、フォトグラファーさいとうおりの写真とかPhotoshopとか


by さいとうおり
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