と、思う最近。
わたくし一応、社会人なので。
こういう場合、客とはいえ、外野の騒音は「うるっせーなー」しかならないということも、十分わかっちゃいるのですが。
わかっちゃいるのですが、西の方面のしろくまマニアから送られるゴーゴの痩せっぷりと行動の異常っぷりに「ホントにだいじょぶか?」と思うわけで。
なんつーかね、いまさら的な文句を言っちゃうけど、以前からアドベン、どうも資本の匂いしかしなくて。設備はピカピカ乗り物もたくさん!でも、動物に対してなんとなーく「見せ物の道具」として接しているようにしか見えなくて。
もちろんビジネスである以上、綺麗ごとばかりではなくきちんと収益構造を考えるのは当然ですし、アドベン、お高いんですよ、動物園にしちゃ。いや高くてもいいんだけどね。
お金の使い方が気持ち悪い。
ハコには豪華、パンダの訴求は元気、パンダのエリアもめっちゃ広い。
のに対して、しろくまのエリアは日光も当たらないガラス越しで、しかも「水槽?」というぐらい狭い。
日光も当たらない「置屋かよ!」というぐらいひどい。当時、なんかストレス溜まってて激突してたのかゴーゴ怪我してたし。
しかも表記が「ゴーゴ 5歳」でなく「しろくま 5歳」ってどうなのそれと思う訳で。既に大阪で命名されたゴーゴって名前があるんですけど!蓬莱さんも怒らんのかな(ゴーゴは肉饅の蓬莱さんからの寄付なので)。
パンダの命名は大々的に行うのに、しろくまは無名かよとか、その違いは何なんじゃいと。
まあこの際、名前は置いておいても、だ。
天王寺動物園の場合、しろくまに対しては、飽きないようにおもちゃを工夫してセッティングしている。この「おもちゃ」はしろくまの飼育および成長には大切、というか欠かせないものだというのはしろくまマニアの間では周知の話である。天王寺だけでなく浜松もそう。
それは「おもちゃがなくて寂しそう」という人間目線ではなく、メンタル、フィジカル両方の面から大切なことであって。
だから天王寺動物園においては、バフィンという母に育てられているモモよりも、早くに母親から引き離されてしまったイッちゃんによりおもちゃを多く与えるなどの気遣いもされていたのですが。
もちろん親子熊であるバフィンモモにもちゃんと与えてて、しかも彼らが飽きてしまわないように、変化をつけて色々投入してて、天王寺動物園は設備はボロボロなんですが(それはそれで環境変化をさせないように…という理由だそう)、しろくまがイキイキしてて楽しそうなんですわ。
にもかかわらず。
和歌山アドベンチャーワールドで、ゴーゴに与えられるおもちゃを見たことがない!というのが部外者とはいえ、かなり衝撃で。しかも行動が「ちょっとゴーゴ、鬱なんじゃないの?」というぐらいヤバい。
それはそれで理由があればご説明が欲しいんですが。
もちろん天王寺動物園がひょっとしたらかなり異色だったのかもしれませんが、天王寺動物園は何かしら異常行動、病気などの場合、ブログなりFaceBookなりでもの凄く丁寧に説明してくださっている。
いやアドベンディスっちゃうような話になるけど、アドベンて数年前にしろくま生まれた時も、生まれた数ヶ月は「ほーらかわいいでしょー」とプレスリリースかけたりしてたけど、あっというまに報告なくなって、いいとこ誕生日に「ホーラケーキあげてるよー」てな写真がちょろっとあるぐらいで。
しかも、歩けるようになったら「お客様に見せないと!」て張り切って、シロクマに犬みたいなリードをつけてご披露してたりしたんですが、それも「え?」という感じで。
しろくまにリードって、けっこう衝撃的なんですが、アリなんですか?そういう見せ物扱い、どうなのって。そういうのが見たいんじゃないのよ。
わたし、抱っこ会とかもぐもぐタイムとかも、違和感があるんですよね。谷中の猫撮影で、目線欲しさに、餌やって地元で顰蹙買ってるカメラ女子の話とかに、似てる。
なんつーか、動物を「商品としか思ってないでしょ」しか見えないのはマズいんでなかろうかと。
そりゃ天王寺動物園が絶対というわけではないでしょうし、各施設によって方針が異なるのも当たり前で、しかもこちとら素人ですから「素人がガタガタいうなや」と思われてもそりゃ仕方ないですが。
ただ、直近の問題として、ゴーゴのやつれっぷりと、毛の抜け方がちょっと異常ではないかい?と思わせる事態で。これについて納得のゆくご説明がないなら、ゴーゴは大阪へ帰って欲しいなとわたくし思う次第ではあります。