「カメラを買おう!」とか。
「フォトレッスンを受けよう」思った時に。
最初からたっかいカメラを買う、というのも悪くないけど、まったくの初心者さんやお若い方には「中古でよろしいんでなくて?」とオススメすることも多い、というのは昔からよくいうておりますが。
一気に50万かけるよか、オリパナさんのボディ1万くらいからスタートもいいんじゃないの?と思う次第。APS-Cのミラーレスだといまだと3万くらいですかねえ。古いキスデジさんだとレンズキット4万てなこともあるので、大きいのが苦でなければそれもヨシ。
あと新製品発売直後の型落ち狙いとか、好きなんだよねー。ちなみにいまα7IIとかα7RIIとかお買い得だと思われますよ奥様。軽さ狙いなら無印君オススメ。
ちょっと不便なくらいの機能を工夫して熟知して使い倒して新製品使った時の凄さったらハンパないので、ぜひにん。
そういや先だってのレッスンで「若い人はカメラが小さいわね」という発見があり。おばちゃん財力あるからか服もバッグも使い倒しているからか、全員α7IIないしα7RIIとかはたまたニコン3桁とかそんな感じなのに、お若い方は、ソニー6000とかオリンパスOM-DとかフジのT2とかでちと興味深いデータが取れました。
それはさておき。
数年前まで毎年秋になると勝沼のワイナリーへフォト実習へ行っておったのですが。
拙宅主催の場合、現地集合でございますが、ある年旅行会社さんからお声頂戴して。この年は「さいとうおり先生と行く勝沼ワイナリー遠足」とか「さいとうおり先生と行く台湾フォトツアー」とか、なんだったんでしょね一体。
とまれ台風にもメゲず、バスチャーターして山梨へゴウ。さいとうフォトレッスンとはいえ、移動中はフリーダム派なので、バス内ひとり2席確保で社交もせずグースカ眠る眠る。台湾の旅も「こんな別行動な旅は初めてですよ!」と言われるほど自由行動多めで。いや初日と猫村と九份と晩ごはん一緒なら最終日と飛行機は自由でええやん…。とまれ、いまなら電車移動で台湾陶芸村ツアーもできちゃうわよ私。
話戻して山梨の話。
この時参加なさった方で、恋フォト2回受講したばかりのハイパー初心者Hさまがいらして。
まったくの初心者さんだったので、ラ・フォト自由が丘貸し出しボディのひとつでもあるパナソニック DMC-GF1にオリンパス M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8という組み合わせだったのですが。当時中古価格でボディ5000円+レンズ19000円の合計24000円とソニーフルサイズレンズも買えやしないの超格安セット。あ、キヤノンのバラマキなら、イケル。
でね、この方が撮影なさった写真が、正直この時参加なさってたCANON EOS 5D Mark IIの方よりも素晴らしくて、ドヤ!と、当時話題になりましてん。こんなんでござる。
や、5DM2に罪はないのよ? んでもお値段より、結局、使い手次第ってことだなあとこの時思いました。屋内で撮ってばかりだと屋外戸惑うとか、逆に屋外だとテーブルフォト下手になるねーとか、最近研究科さんの間でそんな話も出ましたが、果たしてどう組むのがよいのかうぬー。
とまれ、カメラって重くて大きいとそもそも持ち出さないから経験値重ねられないし、オーバースペック過ぎると戸惑うので、安くて軽いボディで基礎を勉強するっつーのもいいいんじゃなかろかと思うのね。
オリパナさんのミラーレスは小さいのとわりとレフ機に近いプロダクトなのでいずれレフ機になったりOM-Dになったりしても戸惑わないしいいんじゃなかろかと。上の写真を撮影なさったH様も、実際にGF-1からOM-D E-M5にアップグレードなさったし。
ちなみにパナソニック DMC-GF1 + 2011年発売 オリンパス M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8の組み合わせ重量は
285 + 119g の400gのちょい。
もう1.5キロの SEL70200GMさんとか考えたくないわーの羨ましい重さである。
5000円てのは奇跡的なお値段ですが、これからカメラ始めよう、でも一生の趣味になるかちょっとわかんないわーという人は中古からスタートするのも悪くないと思うのです。